1 / 13
Mary Had a Little Lamb
長沢慎一郎出版社:赤々舎
¥6,600通常2週間以内に発送します。
- 判型
- 224 × 343 mm
- ページ数
- 112ページ
- 製本
- 函入り並製
- 言語
- 日本語・英語
- 発行年
- 2024
- ISBN
- 978-4-86541-193-5
『Mary Had a Little Lamb』は、長沢慎一郎が小笠原諸島の知られざる戦後史を見つめた写真集。前作『The Bonin Islanders』(2021年)に続く一冊。2024年、赤々舎刊。
この本が生まれた背景
長沢は2008年から小笠原に通っている。島の人たちと親しくなるにつれ、1945年から1968年まで続いた米軍占領の痕跡へと目を向けるようになった。本書は次の一文で始まる。「米軍占領下の父島には『メリーさんの羊』と名付けられた核弾頭が配備されていた」。
カメラは山中の壕の奥へと歩を進め、白く塗られたもうひとつの部屋があらわれる。腐食した重い鉄の扉の向こうには、銅板で覆われた壁と天井、わずかに残された設備と椅子。「存在しないはずの」兵器がかつて置かれていた部屋の写真は、失われた時間の圧倒的な重さを帯びている。そのあいだに、小笠原の明るい海がふいに差しはさまれる。
収録内容
- 父島の壕と、島をとりまく海の写真
- 112ページ、函入りソフトカバー。日英併記
長沢慎一郎について
1977年、東京生まれ。写真家・藤井保に師事し、2006年に独立。2008年から父島の撮影を始める。『The Bonin Islanders』は、Nikon Salon、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO、東京都写真美術館でのPRIX PICTET Japan Award展で展示された。