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Mary Had a Little Lamb by Shinichiro Nagasawa, photobook cover
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Mary Had a Little Lamb

長沢慎一郎

出版社:赤々舎

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判型
224 × 343 mm
ページ数
112ページ
製本
函入り並製
言語
日本語・英語
発行年
2024
ISBN
978-4-86541-193-5

『Mary Had a Little Lamb』は、長沢慎一郎が小笠原諸島の知られざる戦後史を見つめた写真集。前作『The Bonin Islanders』(2021年)に続く一冊。2024年、赤々舎刊。

この本が生まれた背景

長沢は2008年から小笠原に通っている。島の人たちと親しくなるにつれ、1945年から1968年まで続いた米軍占領の痕跡へと目を向けるようになった。本書は次の一文で始まる。「米軍占領下の父島には『メリーさんの羊』と名付けられた核弾頭が配備されていた」。

カメラは山中の壕の奥へと歩を進め、白く塗られたもうひとつの部屋があらわれる。腐食した重い鉄の扉の向こうには、銅板で覆われた壁と天井、わずかに残された設備と椅子。「存在しないはずの」兵器がかつて置かれていた部屋の写真は、失われた時間の圧倒的な重さを帯びている。そのあいだに、小笠原の明るい海がふいに差しはさまれる。

収録内容

  • 父島の壕と、島をとりまく海の写真
  • 112ページ、函入りソフトカバー。日英併記

長沢慎一郎について

1977年、東京生まれ。写真家・藤井保に師事し、2006年に独立。2008年から父島の撮影を始める。『The Bonin Islanders』は、Nikon Salon、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO、東京都写真美術館でのPRIX PICTET Japan Award展で展示された。

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