1 / 13
『椿の庭』は、写真家・上田義彦が自ら脚本、監督、撮影を手がけた初の長編映画から生まれた写真集。2020年に赤々舎から刊行され、2024年5月に重版された。
この本が生まれた背景
映画の舞台は、海を見下ろす一軒の家と、花の揺れる庭。上田が長年あたためてきたテーマをもとにつくられた。本書では映画から切り出したイメージにわずかな言葉を添えて構成し、物語から少し離れて、それぞれの像が固有の息づかいと時間をまとうようにしている。
ひとりひとりが抱える喪失と記憶、庭のそばで営まれる暮らしのささやかな仕草が、季節とともに、生へ、そして死へと向かっていく。
収録内容
- 映画から切り出したイメージと、わずかな言葉
- 296ページ、ソフトカバー。デザインは葛西薫
上田義彦について
日本の写真家。赤々舎からの写真集に『Māter』(2022年)など。『椿の庭』は初の監督作品。