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伏流 Undercurrent
李岳凌出版社:赤々舎
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- 判型
- 275 × 254 mm
- ページ数
- 88ページ
- 製本
- 上製(スイス製本)
- 発行年
- 2026
- ISBN
- 978-4-86541-229-1
『伏流 Undercurrent』は、台湾の写真家・李岳凌が、台湾南部の曽文渓流域で撮った写真集。民間信仰や儀礼、祠や墓、植物、傷あと、血、そして川そのもの。土地の下を流れつづける精神をたどっていく。2026年、赤々舎刊。
この本が生まれた背景
近代化に覆われた風景のなかで、李はいまも息づいているものに目を向ける。霊媒による儀礼、小さな祠、墓地、そして土地に刻まれた記憶。それらは民族誌的な記録としてではなく、目に見えない生命の流れとして、静かに立ちあがってくる。李にとって伏流とは、地下を流れる水だけを指すのではない。世代を超えて受け継がれてきた痛みと祈り、そして人と土地とを結ぶ、目に見えない時間でもある。
撮影を続けるうちに、李は自分の人生もまた、同じ見えない流れにかたちづくられてきたことに気づいた。本書は、その場所とともに、李自身の変化の記録でもある。
収録内容
- ページを越えて呼応しあい、意味の流れを生み出していく写真
- スイス製本のハードカバー
李岳凌について
1976年、台北生まれ。台湾で電気工学を学んだのち、フランスの国立高等装飾美術学校でポストグラデュエイト・ディプロマを取得。2001年からサウンドアートに取り組み、2011年に独学で写真を始めた。作品は台湾文化部のアートバンクに収蔵されている。